#リプ来たキャラごとに今思いついた書く予定なんてひとつもない小説の一部分を書く
リクエストは観月さんより。ありがとうございました!
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迷宮には、時々野生の果物やキノコが生えていたりすることがある。
その中には毒をもつものも多少なりとあるが、大概は食えるし、意外と美味しいものも少なくない。
冒険においては休息の意味でも、エネルギーを補給するという意味でも食はかなり重要だ。
だから、そういう食えそうなものを見つけたら、俺達は出来るだけ手を出すようにしているのだが。
流石にこればかりは、抵抗があった。
「……なんでしょう、これ。お皿に載っているということは、食べ物なのでしょうか」
「あ、やっぱウロビト的にもこれは無し?」
「ううううう、おいしくなさそうだよぅ……」
「というか、気持ち悪いです」
「……簡易検査の結果的には問題なさそうだけど、どうしようかしらねぇ……」
俺達の目の前にあるのは、皿に盛られた、赤いぶよぶよとした謎の物体だった。
一見するとどう見ても内蔵である。てらてらと光っていて正直気味が悪くて仕方ない。
できれば見ないことにしてスルーしたかったのだが、だが、しかし。
ぐぅ。
一斉に鳴り響く俺達の腹の虫の声が、それを許さなかった。
>君たちはそれを食べてもいいし、食べなくてもいい
リクエストは観月さんより。ありがとうございました!
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迷宮には、時々野生の果物やキノコが生えていたりすることがある。
その中には毒をもつものも多少なりとあるが、大概は食えるし、意外と美味しいものも少なくない。
冒険においては休息の意味でも、エネルギーを補給するという意味でも食はかなり重要だ。
だから、そういう食えそうなものを見つけたら、俺達は出来るだけ手を出すようにしているのだが。
流石にこればかりは、抵抗があった。
「……なんでしょう、これ。お皿に載っているということは、食べ物なのでしょうか」
「あ、やっぱウロビト的にもこれは無し?」
「ううううう、おいしくなさそうだよぅ……」
「というか、気持ち悪いです」
「……簡易検査の結果的には問題なさそうだけど、どうしようかしらねぇ……」
俺達の目の前にあるのは、皿に盛られた、赤いぶよぶよとした謎の物体だった。
一見するとどう見ても内蔵である。てらてらと光っていて正直気味が悪くて仕方ない。
できれば見ないことにしてスルーしたかったのだが、だが、しかし。
ぐぅ。
一斉に鳴り響く俺達の腹の虫の声が、それを許さなかった。
>君たちはそれを食べてもいいし、食べなくてもいい
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